ゲームプロデューサーになるには

ゲームプロデューサーとは、ゲーム制作を企画から発売までの全体を取り仕切る仕事です。

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① ゲームプロデューサーの仕事内容

ゲームを作るにあたりプログラマーやグラフィックデザイナーなど、様々な専門性を持った職種が有りますが、1つの作業内容に留まらず企画から発売までの全体の流れを取り仕切るのが、ゲームプロデューサーの仕事です。
ゲームプロデューサーの立ち位置はゲーム制作の上流工程にあたります。総監督と言えば分かりやすいでしょうか。

具体的な仕事内容は、まずゲームを作るための予算組みを行い、制作に必要な人材を確保します。
その後、リリースまでのスケジュールや進捗を管理し、ゲームの完成後には開発した作品のクオリティチェックや、販売前後の広告プロモーションに至るまで、その全てを統括します。
一連の流れを見るだけでも、様々な知識が必要ということが分かりますね。
そのため1つの技術に特化しているだけでは成り立たず、オールラウンドな人材が求められます。

また、ゲームプロデューサーはしばしばゲームディレクターと混同されることが有りますが
制作現場を管理するゲームディレクターとは異なり、ゲームプロデューサーは現場のみならずプロジェクト全体を取り仕切るため、より範囲が広くなります。

② ゲームプロデューサーになるには

前述の通り、ゲームが出来上がるまでには様々な工程が必要ですが
ゲームプロデューサーの業務上、実際にプログラミングを行ったり、グラフィックを手掛けることはないものの、開発現場で豊富な経験を積むことが非常に重要となります。
滞りなく制作が進むようなスケジューリングや作業進捗を管理をするためにも、予定しているゲームの制作に必要な技術を持つ人材を選定するためにも、相応の知識が必要となるためです。

また、現場の状況を把握し、的確な指示を出すためのコミュニケーション能力や、進捗を管理するマネジメント力に、予算確保における交渉力はもちろん、広告プロモーションの打ち出し方を見定める判断力・など様々な能力が求められます。

それだけではなく、ヒットタイトルを生み出すためにはトレンドをしっかりと押さえ、流行となりうるコンテンツを企画しなければなりません。
この業界は特に流行り廃りが目まぐるしく変化していくため、常に新しい情報を取得するアンテナを張り、コンシューマーゲームからアプリやソーシャルゲームに至るまで様々な分野を熟知する力が必要です。

プログラミングやグラフィックの技術ならば独学でも身につけることはできますが、ゲームプロデューサーに必要な知識は現場経験なくしては得ることはできません。
いち早く現場に出て経験を積み、最短でゲームプロデューサーへステップアップをしたいならばゲーム系の専門学校に進むことをおすすめします。

専門学校では実際に企業でプロとして活躍している講師から、制作技術だけではなく企画を円滑に進めるためのノウハウを学ぶことができるというメリットがあります。

③ ゲームプロデューサーに必要な資格

ゲームプロデューサーになるために、これといって特別な資格は必要ありません。
しかし、ゲームの企画から販売までの全ての流れを統括するには、豊富な知識が必要です。
プログラミングやグラフィックをはじめ、ディレクター業務におけるゲーム開発の全般的な知識や技術がなければ、企画を正確に進めることはできません。
ゲームプロデューサーの仕事に就く為には、まずは開発スタッフとして現場に入り、ディレクター職を経て十分な経験を積むことが大切です。

ゲームプロデューサーは、ゲーム企画のトップとして社内外問わず様々な人と関わる事になります。
そのためのコミュニケーション能力や、現場の士気を高めるためのマネジメント力、関わる全ての人々を動かすためのリーダーシップや不測の事態に対応する判断力が必要になります。

また、ゲーム関連の知識のみならず、売り上げをより上げるために、経営およびマーケティングの知識を深めることが求められます。
常に新しい知識を得るためにも、知識欲が高く情報収集能力を身につける必要もあるでしょう。

④ ゲームプロデューサーの収入

卒業後すぐにプロデューサーになることはほぼ無いため、初任給に関しては別のゲームクリエイターの職業に準じます。

ゲームプロデューサーは担当する仕事の範囲が広い分、抱える業務や責任が重く、必要なスキルも多く求められるため、一般的にはゲームクリエイターの数ある職種の中で、最も給与が高い職種です。
とはいえ実際の平均年収で言えば400~700万円程度。中小企業のゲームプロデューサーは、給与がずば抜けて高いわけでもありません。

しかし、人気タイトルを数多く世に送り出すことができれば年収1000万超えを狙えるとも言われています。
コンシューマーゲームを抑えソーシャルゲームが主流になりつつある昨今、数多あるゲームの中で人気を獲得する事は決して容易ではありませんが、培った経験や収集した情報からユーザーのニーズを的確に読み取り、愛されるゲームを生み出すことができればその成果がそのまま返って来る夢のある業種といえます。

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