ものづくりを仕事とする職業は全般的に、創造力や感受性が豊かであることが求められます。
一言で言えばセンスです。
またファッションのようなとがった感性が喜ばれる業界とは少し違い、ゲーム業界では広く評価してもらえるようなものを創り出す必要があります。
もちろんそういった一般受けのする感性を持ちながら、”今までにない”を求める発想力が重要です。
一見矛盾しているようですが、広く受け入れられることをベースに、何かをとがらせることでユーザーの新しさを求める心を刺激し、ヒット作を生み出すことができるのです。
センスと言うのは磨くことのできる才能です。
日頃から興味を持って積極的に多くのゲームに触れることや、様々な雑誌を読むこと、また絵画等の芸術作品や大自然に触れることも良い刺激となるでしょう。
豊かな感受性からベースを作り、そこに自分ならではの想像力からアイディアを生みだし、作品としていくのです。
小難しいことを言ってはいますが、要は多くの刺激を受けながらそれらを統合して新しいものとして形にする。
それがクリエイターの仕事なのかもしれません。
ゲーム制作は一朝一夕にできるものではありません。時には数年かけて練り上げ、作り直し、世の中に出る作品もあります。
またチームで作業に当たる以上、自身の仕事には責任を持って進める必要があります。
遅れたりミスをしてしまえば、自分だけでなく、チーム全体へ影響を及ぼすこともあるのです。
そんなプレッシャーの中で仕事をすることは相応のストレスがかかることです。
体調管理をしっかりとしながら、根気強く自分の仕事と向き合っていくことが大切です。
また逆に言えば他の人の影響で自分が残業になることもあるかもしれません。
そんな時でもチーム一丸となって協力し、ミスや遅れをどう取り返していくかに努力が出来る人がゲーム制作に好ましいと言えるでしょう。
ゲームクリエイターになるならばコミュニケーションは必須です。
ゲーム会社で働くことになるならば当然、自分一人で全ての制作や販売を行うような、会社勤めではないフリーランスでも人との折衝は欠かせません。
会社には様々なプロフェッショナルが集まり、それぞれが協力することで制作が進んでいきます。
相手の進捗はどうなのか、自分の作業に遅れが出ていたらそれをすぐに報告しながらどうやって納期に間に合わせるか等、常に報告・連絡・相談が求められます。
時には他人がどういう意図でいるのかを汲み取って仕事に反映する必要もあるでしょう。
もちろん100%通じ合って、というのは難しいですが、少なくとも人と衝突してばかりでは仕事になりません。
ただ、この項目も難しく考える必要はありません。
人と接することに強い苦手意識を感じている人は、今のうちからコミュニケーションを取る努力をしてみるといいかもしれません。
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